解析ツールバトルをまとめてみた
とても面白かったので自分なりに整理してみました。
間違っているかもしれないので、そこら辺は大目に見ていただけると・・・。
まとめ
どのツールも高機能かつ低負荷だなぁという印象でした。
「プロファイリングツールは重い、開発でしか使えない」と時代ではなさそうです。
「なにか起きてから調べるために使用するのではなく、最初から仕込んでおいて何か起きた時の情報を取得する」ことがこれからのスタンダードになるといいですね。
ざっくり比較表
項目 | FlightRecorder | ENdoSnipe | HeapStat |
---|---|---|---|
長所・得意分野 | 起動中のJVM情報を残さず記録。データを表示するためのビューも充実している。 | 可視化だけではなく診断の機能を備える。 | 名前の通り、ヒープの状態監視に特化。外部ツールでありながらオーバーヘッドが小さい。 |
ビューへのこだわり | MissonControlの綺麗なViewに加え、Eclipseプラグインも提供。 | この中で唯一のWeb。診断結果の表示が分かりやすそう。 | クラス階層が簡単に見られる。 |
JVMへのオーバーヘッド | 3%~5%くらい | 具体的な数値は出なかったが、運用で使用するモードあり。 | 3.5~4.5% |
弱点 | 有償ツールである。 | 導入にPostageとTomcatが必要。(改善予定) | 対応するプラットフォームが少ない |
今後の展開 | まずはHotSpotの統合が優先 | JavaだけではなくLinuxやDB、Hadoopの監視もできるようにする。 | パフォーマンスの向上。RaspberryPIで動くようにしたい。 |