せてぃーずノート

Javaのイベント参加レポートとかを書いたりします。

Spring Fest 2017に行って来た

Springの祭典! JJUG CCCの興奮冷めやらぬ中(?)のイベントに参加して来ました。 詳細はqiitaにまとめるとして、セッションの感想を中心に

詳細なまとめはすでに誰かがやってくれてるので・・・

セッションの感想

Introduction to Spring WebFlux

Spring WebFluxをSpring MVCとの違いを絡めつつわかりやすく説明したセッション
JDBC使うときはWebFluxにしない方がいい等の、移行する際のポイントもきちんと抑えて説明があった

Spring Security 5 解剖速報

Spring Security 5の変更ポイントに絞った解説

ドメイン駆動設計のためのSpringの上手な使い方

エンジニアならコードを書け!
Excelパワポ作るんじゃなくてコードを書け!

Quick start Spring Boot on OpenShift

Kubernetesを使うかOpenShiftを採用するかどうかプロジェクトで決めないといけないので聞く。
Spring要素はあまりなく、OpenShiftの紹介だった気がする。

The Road to Serverless

なんか、コレジャナイ感があった Fnのように、実行環境とファンクションが分かれてるのではなく同一のJarにパッケージング?
それサーバーレスなの?

Spring BootとSpring Cloudで始めるマイクロサービス

一通り通した解説や考え方が盛り込まれていてわかりやすかった
でも、セッションの中で初心者向け(?)と言っていたけど、初心者ついてこれないっしょと聴きながら思った
守破離の守を再確認させてくれるけど、守にすらたどり着いてない人orこれから入門する人には辛いかも?

全体通しての感想(というか気になったこと)

会場も広く、去年のようなすぐに会場がいっぱいということもないし、セッションはいずれも高品質だった。 個人としては不満はないし、むしろこんな素晴らしいイベントを開催してもらって感謝の念しかない。

個人じゃなくてもう少し広い観点で考えてみる。

Java EEの停滞や脱Struts、マイクロサービス等の理由でSpringは非常に注目を浴びているフレームワークである。
このイベントには、Springを知らない人や移行先の候補としてのSpringを知りたいという理由で参加してる人も多かったのではないか? でも、Springをある程度知っている開発者じゃないとついていけないセッションも多かった気がする。
例えばSpring Security 5の話もSpring Securityを理解してないとピンと来ない。

Springをこれから始める人向けに、Springの目指すとことか考え方的な説明をする本当にSpring知らない人向けセッションがあってもいいと思った。
(なら、お前やれよ?でも、僕もSpring3から入った新参なので許してクレメンス・・・)

最後に偉そうなこと言っちゃってますが、自分にとっては最高すぎるイベントでした。