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せてぃーずノート

Javaのイベント参加レポートとかを書いたりします。

JJUG CCC 2016 FALLに行ってきた

java jjug

秋・・・というツッコミはさておき、2年ぶりにJJUG CCCに行ってきました。 感想は順不同で印象に残ったものから。

懇親会は出たかったけど、風邪がヤバイことになっていたのでパス・・・。

リンク

エンジニアの生き方的セッション感想

日本でも出来る!最先端のDevOpsを導入する方法

DevOpsというコール・アンド・レスポンスから始まったセッション。 DevOpsについての非常に熱くそして濃密なセッションでした。

  • 人・プロセス・プロダクトのどれかが欠けてもダメ。
    ものすごいオートメーションを実現しても、リリースに誰かの承認が必要という人の面が欠ければ1日10回デプロイは絶対無理。

  • 頑張って時間をかけて準備しても、本番にデプロイしたら誰も使ってくれないことだってある。
    本番はフィードバックを貰う場所。
    未来は予見できないから、フィードバックから学ぶ。

  • マイクロサービスに入社して上司に指示を受けたことがない。ただ「ハッピーか?」と聞かれるだけ。
    ハッピーでないのであれば、その問題を一緒に解決してくれる。
    上にお伺いを立てないからスピートが上がる。

  • 日本は106カ国で一番アジャイル導入が難しい国。
    でも、アジャイルの土台にはトヨタ方式や守破離という日本文化がある。
    その隙間を埋めているのは西洋文化。
    彼らの思考パターンを理解することが重要。

  • 日本の生産性が低いのはUSが優秀なわけじゃない。
    USは予定されたタスクのうち、大事なことしかやらない。
    タスクのうち、無駄なものは計画的に捨てる。 日本は全部やろうとする。
    差し迫ったものから、重要かどうかに関わらずをやる。
    結果として何もかも中途半端になりやすい。

  • 準備に対する考え方。
    知らなくてもやってみる。やってから考える。
    ソフトウェアの世界で、やってみる前にすべてに備えておくのは難しい。 とりあえずやってみて、やっている間にバリューを見つけ出す。

別に海外がみんなこうだとは思わないし、日本にだってすごいチームはある。
でも、ツールや外側だけを一生懸命取り込もうとしたり、自分たちの組織を変えずにアレンジとかいう体のいい言葉で逃げるのは意味が無い。 考え方を変えないといけないときに来ていると実感。

自分の場合、「とりあえずやってみて、やってる間にバリューを見つける」は欠けてると思う。
色々勉強してきたことからから来る変な思い込みというか見切り。
「やらなくても何となくわかった気になってしまう」というのは悪い癖だと思うので変えていかないと・・・。

JAX-RS REST Client で Cognitive Service や Excel を操作しよう

セッション最初に流れた、ITが目の見えない人をサポートしているビデオ。
ビデオが終わった後、寺田さんが言った「ITサービスが人の役に立つと本当に実感出来るようになった」
これが全てだと思う。

Be a great engineer!〜 フォローすべきトレンド、スルーすべきトレンドをどう見抜くのか

起こっていることを本当に理解しているか?
どのトレンドをフォローし、スルーすべきか。

午後のDevOpsのセッションと組み合わせて考えるとより素晴らしいかも。
いくら「とりあえずやってみる」でも時間は有限。
全部の技術を試すわけには行かない。

技術的なセッション

詳細はスライドにあるので感想をば・・・。

Selenideを試行錯誤しながら実践するブラウザ自動テスト

WebDriverを使いやすくラップしたフレームワーク
Codeboneというエストニアの会社が開発。

Jqueryの$ファンクションでエレメントを指定できたり、Ajaxアサーションを楽に書けたりと、テストが非常に書きやすくなっている。
テスト失敗時に自動でスクリーンショットとHTMLを保存してくれるのはいいと思う。

Payara Micro の設計と実装

Payara Microの仕組みに特化したセッション。 以前、一度試したことがあったのでスムーズに聞けた。

Java EEのマイクロプロファイルがどういう形式になるか分からないけど、Payara MicroはGlassfish使った事ある身としては入りやすい。

Java EE - What's Next?

Java EEの方向性の話。
今までのJava EEがやってきたように、マイクロサービスにおける標準規格を作っていきたい。

「そんなこと実現出来るのかー?」と言うのが今のところの感想。
Java EEと同じやり方であれば、規格に合わせて各ベンダーがミドルウェア出すわけだけど、マイクロサービスまで含めたミドルウェアなんて製品に出来るのか・・・?
クラウドベンダーの依存も何らか発生しそうだし。

あと、Java EE 9の参照実装についてGlassfishってハッキリ言わなかったのも気になる。 それでもマイクロプロファイルは期待。